卒業論文の準備

卒業論文のテンプレートをダウンロードし、リポジトリとして管理、指導教員をコラボレータとして招待する。あらかじめLaTeXのインストールを参照して、LaTeXの環境を整えておくこと。また、ホームディレクトリにgithubというディレクトリが作られており、その下にリポジトリを作ることを想定しているが、異なるディレクトリ構成をしている場合は適宜読み替えること。

卒業論文の書き方

以下のスライドを参照。

主に数値計算系の卒論の書き方

リポジトリの作成

まずkaityo256/graduate_thesisにアクセスし、リポジトリをダウンロードする。Forkやcloneではないことに注意。

Zipダウンロード
Zipダウンロード

graduate_thesis-main.zipというファイルがダウンロードされるはずなので、~/github以下に展開する。

例えばMacで「ダウンロード」に保存したのなら

cd github
cp ~/Downloads/graduate_thesis-main.zip .
unzip graduate_thesis-main.zip

で展開できる。

Windowsでも、もしWSL2にDesktopというシンボリックリンクを作っていれば、デスクトップにダウンロードしてから、

cp ~/Desktop/graduate_thesis-main.zip .
unzip graduate_thesis-main.zip

ディレクトリの名前をgraduate-thesis-mainから好きな名前に変える。sotsuronでもbachelor-thesisでもなんでも良いが、特に希望がなければ`graduate-thesisなどにする。

mv graduate_thesis-main graduate_thesis

ターミナルで上のディレクトリに移動し、VS Codeでフォルダを開く。

code .

VS Codeでthesis.texを開き、ビルドが通ることを確認する。次に、指導教員、名前、学籍番号を修正の上でもう一度ビルドする。

ビルドが通ったら、ターミナルで

git init
git add *
git add .gitignore
git commit -m "Initial commit"

として、Gitリポジトリを作る。これが卒論のリポジトリとなる。なお、.gitignoreが含まれているため、「以下のファイルは無視したよ。追加したければ -fつけな」的なメッセージが出るが気にしなくてよい。最初のgit add *では.gitignoreが追加されないので、それも個別に追加している。

GitHubへのpush

次に、卒論リポジトリをGitHubにpushする。GitHubにアクセスし、新しくリポジトリを作成せよ。

名前は先程設定したディレクトリ名と一致させる。Descriptionは適当でよいが「卒業論文リポジトリ」と書いておくとわかりやすいだろう。また、Privateリポジトリに設定するのを忘れないこと。

private
private

準備が整ったら「Crate repository」をクリックし、現れた3つの選択肢から「…or push an existing repository from the command line」の内容をコピペして、ターミナルで実行する。こんな感じになるはず(usernameは自分のGitHubアカウント名に変更すること)。

git remote add origin git@github.com:username/graduate_thesis.git
git branch -M main
git push -u origin main

pushしたら、リポジトリの当該ページをリロードして、内容があることを確認しよう。

コラボレータの追加

卒論リポジトリの「Settings」の「Manage access」を開く。

Settings
Settings

現れた画面の「Invite a collabolator」をクリックし、検索画面に指導教員のアカウント(kaityo256)を入れて、現れたアカウントを選び、「Add kaityo256 to this repository」をクリックして追加する。

kaityo256
kaityo256

すると、教員に招待状が飛び、教員が承諾するとリポジトリのWatchersが二人に増える。

watchers
watchers

これで招待は完了である。あとはガンガン卒論を書くだけ。