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講義の準備が厳しい。
未踏Jrの募集が始まったというニュースを見て、「作ろうと思うこと」と「実際に作ること」のギャップに思いを馳せた。
「何かを作りたい」と思う人は多い。しかし、ほとんどの人は実際に作ってみようとはしない。
例えば「ゲームを作りたい」と思ったとする。プログラミングなんて全くわからない。けどゲームが好きだ。自分ならこんなゲームを作るのに。
それなら作って見ればいい。昔に比べて、ゲームを含めて何かを作るためのハードルは極めて低くなっている。第一歩は「ゲーム 作り方」で検索することだ。検索すると、どうやらゲームを動かすにはゲームエンジンというものがあり、それを使うためのツールというものがあるらしい。Unity、Unreal Engineなどを使うと手軽にすごいものが作れそうだ。これらのツールでは高度過ぎる?ではゲーム作成ツール、例えばMakerシリーズはどうだろう?昔、RPGツクールという名前だったもので、いまはRPG Makerという名前になっている。マウスでぽちぽちするだけでUnityで動くゲームが作れてしまう。今見てみたら、DL版で税別7980円。安くは無いが、どうせUnityやUEを勉強しようと数冊本を買ったらこれくらいすぐいく。
どうしてもお金を払いたくない?なら、無料でアドベンチャー/ビジュアルノベル系のゲームが作れるTyranoスクリプトや、Goのゲームエンジン EbitEngineはどうだろう?無料だし、サンプルゲームも豊富なので、それらをいじればゲーム作りがどんな雰囲気かわかるだろう。ゲームを作るのは簡単だ。
しかし、「ゲームを作りたい」という人はほとんどゲームを作らない。「ゲームを作りたい」から「作った」までには大きなギャップがある。
・・・というところまではもやもやと認識していたのだけれど、今日偶然見つけた落合さんのNote 大学教員8年目やってるとワナビーとモノづくり好きの区別がつくようになってくる→「へえ,〇〇がやりたくて大学に入ってきたんだ,でなんで今まではやってないの?」(次週)「え,どうして今週できなかったの?」を見て言語化できた。
つまり「ゲームを作りたい」という彼らが欲しいのは「自分が作ったゲーム」という結果ではなく、「ゲームを作った自分」という結果だから。なるほど。