2023年9月14日

一日が消し飛んだ。

あまり気持ちの良い話ではないが、将来の自分のために残しておくか。最初は背景について書いたけど消した。気持ちのよくない話だし。

ある研究者が「研究者をやめたい/やめようかと思っている」と言ったとする。僕がこの言葉を聞いたら「やめないで欲しいと言って欲しいんだな」と解釈する。

僕は経験的に、「誰が研究者に向いているかはわからない」という結論に達しつつある。少なくとも僕は若い人を見て、研究者として生きていけるかどうか、ポストを取れるかどうかなんて全く判定できない。でも「研究者にならないほうが良い人」についてはずっとブレていない。「誰かに背中を押して貰わないと研究者になれない人」はやめたほうが良い。

普通に研究していれば、必ず詰まる時がくると思う。長いスランプにも陥るだろう。身近な人の才能差に絶望することもあるだろう。この時に「自分では決められなかったが、誰かに背中を教えてもらって研究者を目指した人」はつらくなると思う。おそらくまた、自分の外に原因を求め、自分の外に駆動力を求めるだろう。そうして、SNSで毒を吐くようになるだろう。それは分野にも悪影響を与えるだろう。

僕は研究者が偉いなんて思っていない。他の道に進んだ方が安定しているし、おそらく生涯年収も高くなると思う。研究者を選ぶのは、研究者になりたかったから。そこに確固たる軸がないと、何かあるたびに他人の意見に自分の人生を委ねることになるんじゃないかなぁ。

PowerPointの開発者、デニス・オースティン氏の訃報

昔書いたノートのリンクを貼っておく(こちらはもう一人の主要な開発者、Robert Gaskinsさんの話)。RIP