出張のたびに、新幹線や飛行機の中でやるためのゲームを購入している。最近(といってもこの半年くらいだが)2つのゲームをクリアしたので、その感想メモ。
「ソーマブリンガー」ニンテンドーDS向けの、いわゆるハクスラ系のゲーム。Diablo系のスキルツリーがあるが、スキルに関してはいつでも振り直すことができるので、だいぶ優しい。ゲームバランスとしては、ポーションが飲み放題だが、飲んでから回復するまでにタイムラグがあるので、そのラグで死なないように気をつける、という感じ。つまり、戦闘ごとに死にそうになるが、戦闘が終わったら基本的に全回復できる。いつでも拠点にワープでき、お金にも困らないため、ポーションは常に十分にある状態。戦闘は、相手のタイミングに合わせてうまく攻撃すると打ち上げることができ、その状態で連続技を叩き込むことで大ダメージ、というコンボシステム。ただ、それができる楽だ、というだけで、できなくてもゴリ押しでなんとかなるレベル。
ゲームとしては面白かったし、戦闘システムも(やや単調だが)爽快感もあって良かったのだが、ストーリーが微妙だった。シナリオは悪くなく、いわゆる「ボーイ・ミーツ・ガール」系の王道ストーリーで、実は少女が敵側と同じ出自で・・・というもの。最終的に、ずっと戦ってきたライバル的存在(男)と、その少女が光になって空に飛んでってしまい、少年はどこかにいるはずの少女を探し続けるみたいなエンディングで、なんというかその、そりゃないよ、という感じ。周回ゲーだが、二周目をする気にはなれなかった。
「ファイナルファンタジーリング・オブ・フェイト」これもアクションRPG。4人同時プレイであり、そのうち一人を選んで操作、残りはAI操作となる。ゲームカタログでは「良作」とあったので購入したが、ちょっと微妙だった。面白くなくはなかったのだが、まず戦闘システムとして、毒やしびれなどのバッドステータスが強力で、こちらが使っても有用なのだが、敵側も雑魚もボスもガンガン使ってくる。バッドステータスは、しばらく行動不能な「気絶」や「凍結」、移動は可能だが攻撃やアイテム使用は不可な「しびれ」、一定時間ごとにダメージが入る「毒」など。このゲーム、おそらくマルチプレイ前提であるせいか、バッドステータスの継続時間がやたら長い。おそらく他のプレイヤーに回復させるためだろう。なのでシングルプレイだと、「気絶」中に「凍結」、「しびれ」中に「気絶」、そして「凍結」と、バッドステータスが連チャンする、いわゆる「ハメ」状態が多発し、非常にストレスフル。後半の的が多用する「毒」もやっかいで、このゲームはスキル、魔法、アイテムはすべてボタン長押しによるチャージ発動なのだが、このチャージはダメージを受けるとキャンセルされてしいまう。なので、「毒」中は事実上スキルや魔法、アイテムが封じられてしまう。その間に他のバッドステータスがくる。また、魔法の使用も下画面の魔石をタッチ、Xボタン長押しでチャージ、十字キーで場所を指定して発動、という仕組みであり、素早く目的の魔法を使うことが難しい。さらに、魔法が得意なキャラクターに使わせないと効果が薄いので、物理耐性が強く、魔法が弱点の敵が出たら、「魔法キャラにスイッチ」→「弱点属性の魔石をタッチ」→「Xボタン長押しでチャージ」→「十字キーで敵をターゲッティング」→「ボタン離しで発動」とやたらと面倒くさい。せめてシングルプレイ時の魔法のターゲッティングの間は時間が止まるとかしてくれればよかったのだが。
あと、ストーリーがやたらと鬱であり、父親、母親が殺され、姉は自我をほぼ失った状態で、自分も病死寸前までいく、最終的に「世界を作り変える」ことで幸せな世界線に行くが、それも「本当にその世界に行った」のか、それとも死ぬ前の幻影なのかがわからない状態。とにかく救われない。こちらも周回ゲーであり、二周目はより強力なアイテムが解禁されるのだが、やる気にはなれなかった。
というわけで、二作とも「つまらなくはないが、最終的にきれいなハッピーエンドにはならず、もやもやが残る」というゲームだった。うーん。
鬱ストーリーといえば、ドラクエVもかなり鬱だが、最終的にはなんかハッピーエンドっぽくなったし、さほど悪いイメージがない。そういえば、鬱RPGのお約束として、ラスボスよりも中ボスの方がヘイト高めになるのも共通点だな。ドラクエVでも、リング・オブ・フェイトでも、父親を殺すのは中ボスで、どちらもラスボスにあまり思い入れがない。っていうかドラクエVのラスボス覚えてないや。
結局、なんどもクリアしたのは、ドラクエV(プレステとDS)、ポポロクロイス2、スライムもりもりドラゴンクエスト2くらいかなぁ。