2026年10月10日

なんか疲れた。

理事会。

何に反応したか、起きた時からずっと目と鼻に強いアレルギー反応。一日使い物にならなかった。しかし、起きた時にはなんかむずむずしてたから、外で何か吸ったというわけではないんだよなぁ。なんだったんだろう。

GoogleのAIモードの質が悪い。

AI モードの会話: kaityo256 あなたの入力: kaityo256 kaityo256(渡辺 宙志 / Hiroshi Watanabe)は、日本の大学教員・プログラマー・ブロガーです。計算物理学やプログラミングに関する情報を発信しています (中略) 本名・立場: 渡辺 宙志(大阪大学などの教員・研究者)

なんで大阪大学と出たのか聞いてみた。

渡辺宙志が大阪大学の関係者であると判断した根拠を教えてください。 「渡辺宙志(kaityo256)が大阪大学の関係者である」という先ほどの内容は、AIによる情報の誤認(ハルシネーション)であり、正確な情報ではありませんでした。謹んで訂正いたします。彼が「大阪大学の関係者」ではないこと、および誤認に至った背景の根拠は以下の通りです。 (以下、言い訳)

AIのハルシネーション、ChatGPT Proでは相当長い間見ていない。少なくともChatGPT-5になったあとは、このレベルの明確なハルシネーションを見たことがない。

「AIの問題はハルシネーションを引き起こすことだ」という古い言説が生き延びているのは、GoogleのAIモードのせいだ、という話をよく聞く。AIの能力の過信もまずいが、過小評価もまずい。

タイムリーに、AIを使って本を書いてハルシネーションを起こして回収となった話をみかけた。

『無責任の体系と沖縄戦』回収・絶版のお知らせとお詫び

大学の教員が、著書執筆にAIを使い、ハルシネーションにより存在しない事例を引用してしまい、そのまま出版したことが判明、回収・絶版になったという事例。もともと講義資料として使っていた資料にハルシネーションが紛れ込み、それをそのまま出版してしまったとのこと。

本書「第3章末尾資料『沖縄の政治』授業配布資料」の147-149頁にある「5.沖縄戦におけるスパイ容疑住民虐殺に関する国際裁判の判例」に挙げられた①②③の判例が実在しないものであることが分かったためです。この点をご指摘いただいた方には心より感謝申し上げます。

これは、スタンフォード大学図書館バーチャル判例集国際犯罪裁判記録というデータベースのURLを、私が生成AIの中に入れ込んで、このデータベースから沖縄における日本軍による住民殺害の事例を出すように指示して、出てきた英文判例を、データベースからを引き出してきたものだと思い込み、採用してしまったため生じたものです。

講義資料を出版することはよくあることなのだが、問題は2点。まず、現在の有料のAIはもはやこのような初歩的なハルシネーションは犯さない。よほど質の低いAIを使ったと想像される。「ちゃんとしたAIを使うかどうか」が、研究者の活動すら左右する段階にきている。もう一つは、出版社のチェックがまったく機能していない点。校閲者のエピソードとして、日付と月齢の関係まで調べた、という話が知られるほどきっちり調べるはずの仕事が、参考文献の存在チェックという基礎的なところをおろそかにしていることがわかってしまった。

この教員も出版社も信用を失ってしまった。もちろん過ちは過ちだが、心情を考えるとつらい。