2020年12月

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12月31日(木)

2020年おしまいである。ここを書いている現在は2021年1月5日なのだが、後で読み返す用に2020年をまとめておこうかな。

渡辺研究室が立ち上がった。PIとして迎える初めての年度である。今年の学生さんは卒研配属即オンラインとなり、とても大変だったと思う。卒論執筆締め切りまでもう少しがんばってください。

講義がすべてオンラインとなり、割と大変だった。質問用としてSlackを用意したが、これは機能しなかった。質問が全員に見えてしまうのが良くなかったようだ。これは授業掲示板でもそう。DMで質問されてしまうと、TAに回せない。うーむ。

昨年は科研費落ちてしまった。最初苦戦していたが、一度取り始めてから落ちたのは初めて。来年度は絶対確保したい。

科研費は落ちたが、寄付をいただいた。とてもありがたいが、寄付に値する成果が出せていないのが心苦しい。

論文は共著が二篇のみ。両方とも浅野さんががんばったもので、僕はあまり頑張れてない。

本を一冊書いた。すでに公開されている講義ノートが元なので、がんばって執筆した、という印象はないな。図の校正漏れがいくつかあったので反省。もともと売るために書いたものではない(そもそもネットで無償公開している)のだが、紙の本は好きだし、出版社には頑張ってほしいので、少しは売れて出版社に利益が入ると良いな。ただ、重版はかからなそうなので残念。

主に学生さんへの説明をQiitaに書いたので、Qiitaの記事はわりと書いた。40本。タイトルだけ並べてみるか。

ARM SVEの組み込み関数を使う(その4)
                        大名行列をHOOIでTucker分解してみる
                        テンソルのグラフ表現
                        ARM SVEの組み込み関数を使う(その3)
                        ARM SVEの組み込み関数を使う(その2)
                        WSL2でDOCKER_HOSTが指定されているとDockerが動かない
                        ARM SVEの組み込み関数を使う(その1)
                        スパコンポエムAdC2020 Day19 CP-PACS
                        MacのgnuplotでPDFの文字がおかしくなる問題
                        スパコンポエムAdC2020 Day11 スパコンの信頼性について
                        スパコンポエムAdC2020 Day4 スパコンの使いやすさとは
                        大名行列をTucker分解してみる
                        混ぜるな危険!ndarrayとmatrix
                        大名行列を特異値分解してみる
                        任意の確率密度を持つ乱数を作る
                        JITアセンブラXbyakを使ってみる(その5)
                        CPUのキーワード(ブランド、命令セット、マイクロアーキテクチャ、拡張命令セット)の説明
                        累積分布関数をソートで求める(Python版)
                        確率分布におけるモーメント母関数とその応用
                        JITアセンブラXbyakを使ってみる(その4)
                        JITアセンブラXbyakを使ってみる(その3)
                        JITアセンブラXbyakを使ってみる(その2)
                        JITアセンブラXbyakを使ってみる(その1)
                        CentOSでmatplotlibが「いまAggを使ってるからfigureを出せないよ」と怒られた時の対応
                        Qiitaに投稿した記事をGitHub用にエクスポートする
                        Pythonでフーリエ変換
                        822823回マクロを展開するとGCCが死ぬ
                        WindowsのVSCodeで__m256d型のインデックスアクセスにenumを使うと怒られる
                        Dockerファイルがビルドできなかったのでコンパイラをいじめる
                        分子動力学法で一瞬文字が浮かび上がるアニメーションを作る
                        Fashion-MNISTのデータを仕分けしてPNGファイルで保存
                        見たら「ん?」となるエラーバーのグラフ
                        WindowsのVSCodeでclang-formatが効かない時の確認と対処
                        線分の交差判定と交点特定
                        Rubocopに怒られないように0埋めした桁揃え文字列を作る
                        数式を含むMarkdownファイルをRe:VIEWにする
                        MPIでシェルコマンドを並列実行する
                        スピン系のグラフ表現とImproved Estimator
                        Multiplicativeなノイズを持つLangevin方程式とIto/Stratonovich解釈
                        パーコレーションのモンテカルロシミュレーションコード

調べてみたらこんな感じ。

わりと書いたつもりが、ここ5年で最も書いていない年だった。っていうか2017年の99本マジか。ほぼ3〜4日に一回記事書いてるじゃん。2017年はナンプレとか、malloc関係が多いな。これで伝説の人と知り合えたと思うと、書いた甲斐はあったんだろうな。

12月30日(水)

学生さんのコードの動作がおかしいと言われて確認。多分できたと思う。

しかし、学生さんのコードがGitHubで管理されており、それにコラボレータとして招待してもらってclone、内容をチェックって、やってるところはやってるんだろうけど、なんかちゃんとしてて良くない?

Docker内で自分のリポジトリにコミットしてpushしたいが、Dockerイメージ内に認証情報を置きたくない場合、環境変数を使う方法がある。GIT_USERにユーザ名、GIT_TOKENにアクセストークン、GIT_REPOSITORYにリポジトリ(例えばkaityo256/log.git)を環境変数として入れておいて、

git push -u https://${GIT_USER}:${GIT_TOKEN}@github.com/${GIT_REPOSITORY}

とすればpushできる。以後、認証情報が残るのでgit pushだけで行ける。

ホスト側でこれらの環境変数を設定しておき、

docker run -e GIT_USER=${GIT_USER} -e GIT_TOKEN=${GIT_TOKEN} -it imagename

として渡してやればOK。面倒なので先のgit pushコマンドはgpとしてエイリアスしておいた。これでいろいろ捗るぞ・・・と。

Gmailがまた大事なメールをSPAMに。ダメだ。来年はもうforwardしよう。

12月29日(火)

年賀状出した。卒論もう一人チェック。査読も返した。

メールの返事がこないな、と思ってたら、また大事なメールがSPAMに入ってた。もうGmailダメだ。フォワードしよう。

卒論もう一人チェックした。これで一応「月曜日から火曜日に返します」という約束を果たしたぞ。

WSL2でXが飛ばせない問題、

export DISPLAY=`hostname | xargs dig +short | grep 192.168.`:0.0

で解決。WSL側の172.25…のアドレスではなく、Windows側の192.168のアドレスを取ってくるのがキモ。っていうかなぜ二つアドレスがあり、どのようにつながっているのかいまいち理解できていない。

VMDを研究室サーバにインストールしようとしたら、既にインストールされた形跡が。自分は起動できるが、他の人は起動できない。パスが通っていなかったようだ。パスを通すように伝えておしまい。

しかし、VMDは再配布可能なライセンスにして欲しいなぁ。better VMDを作って配布するしかないんだけど。

12月28日(月)

卒論二人分チェック。すみません、いろいろあって手が回らず・・・。

なぜかWSLではビルドできず、WindowsのGit Bashではビルドできるファイルが。PDFの扱いに問題があるらしい。後で原因を確認すること。他にもMacではビルドできるがWindowsではできない問題がががが。

年賀状書いた。

12月27日(日)

査読論文をあらかた読んだ。

12月26日(土)

NOP

12月25日(金)

浅野さんと研究相談。数億粒子の計算を気軽に投げててすごい。あと2編は論文が書けそうですね。

引っ越し関連で電話とかメールとか書いてて気持ちが落ち着かないぞ。

HOOIの解説記事書いた

12月24日(木)

HOOIのコード書いた。説明は途中まで書いた。途中で「テンソルのグラフ表現があまり一般的でない」と聞いたので、テンソルのグラフ表現についての記事も書いた。このグラフ表現、考案者はペンローズらしい。へぇ〜。

来年の計算科学技術特論A、僕がまたやったらマンネリなので、僕よりすごい人たちを推薦したらみなさん快諾してくださってありがたい。文句なしにトップランナーにお願いしたので、皆さんご期待ください。

12月23日(水)

Dockerのキャッシュがいまいちわからない。Dockerfileの中でgit cloneしているのだが、これがキャッシュされてしまい、リポジトリが更新されてもcloneしてくれない。うーむ。

12月22日(火)

Thunderbirdが重くて全く作業できない。検索したら、ベータ版を使うことで軽くなるらしい。85.0b1をダウンロードして置き換えたら確かに相当軽くなった。これでGmailと両方確認できるので少しは安全に。

最後のオフィス・アワー。物理というものの見方について。

研究室ミーティング。卒論の進捗。みなさん、頑張ってるんじゃないでしょうか。

ARM SVE。SVE2なんてものがあるのか・・・。とにかくgatherはできた。おそらくscatterも同様にできるだろう。

12月21日(月)

相変わらず日付が滅茶苦茶だ。

明日の講義準備なんとか終わった。「物理というものの見方」について話す予定。

重い査読終わった。前の二人のrefereeがsplit decisionだったので3rd opinionという奴?しかし、なんで僕に回ってきたんだろ?

どうも最近メールがこないな、と思っていたら、深夜、いきなり一週間分のメールがどかっと届いて慌てる。一週間前のGoogleの認証トラブルから、POPが止まっていたらしい。マジか。査読依頼が来ていたがキャンセルされていたり、講義依頼についての返事が来ていたりと大事なメールが盛りだくさん。関係各所に謝り倒した。Gmailへのメールは届いてたので発見が遅れた。ひどい目にあった・・・

配属が決まった学生さんからの連絡メールも読めなかった。いろいろ後手に回る。

12月20日(日)

年賀状注文した。

何も進まない。

12月19日(土)

NOP

12月18日(金)

レポートの採点。すっげー時間がかかって、Kaggleまでに終わらなかった。

今年最後のKaggleもくもく会。前回LightGBMのカテゴリ変数の与え方がわかったので、今回はKaggleでサブミットまで持っていった。同じデータを使って、get_dummiesでone-hot vectorにした場合から0.322→ 0.282と向上。また、サブミット前にトレーニングデータを分けて確認したスコアでは0.333→0.281と予想されており、こういう値段回帰系の問題は、結構予想しやすいのかな、という印象。あと、最初からPandas Profiling使えばよかったな。なんか時間かかったんだよね。

Kaggleが終わってからレポートの採点。なんとか終わったぞ。

ARM SVE、Store One Vectorのサンプルコードは書いた。査読まで手が回らない。

12月17日(木)

研究室ミーティング。みなさん卒論がんばりましょうね。

本読み輪講。田崎統計5-6まで終了。今年度はこれで終了。来年はもう少し早く始めることにしよう。

「ゼロから学ぶPythonプログラミング」の出版についての気持ちを書いた。まぁ、宣伝っぽいことはこれで最後かな。もともと売るつもりで書いたものじゃないしね。

査読が全然進まないぞ。

12月16日(水)

体がどうにも重い。

会議。

メールたくさん書いた。

ARM SVEのプレディケートレジスタがわかった気がするぞ。

#include <iostream>
                        #include <arm_sve.h>
                        #include <vector>
                        
                        void show_ppr(svbool_t tp){
                          std::vector<int8_t> a(64);
                          std::vector<int8_t> b(64);
                          std::fill(a.begin(), a.end(), 1);
                          std::fill(b.begin(), b.end(), 0);
                          svint8_t va = svld1_s8(tp, a.data());
                          svst1_s8(tp, b.data(), va);
                          for(int i=0;i<64;i++){
                            std::cout << (int)b[63-i];
                          }
                          std::cout << std::endl;
                        }
                        
                        int main(){
                          std::cout << "svptrue_b8" << std::endl;
                          show_ppr(svptrue_b8());
                          std::cout << "svptrue_b16" << std::endl;
                          show_ppr(svptrue_b16());
                          std::cout << "svptrue_b32" << std::endl;
                          show_ppr(svptrue_b32());
                          std::cout << "svptrue_b64" << std::endl;
                          show_ppr(svptrue_b64());
                        }

実行するとこうなる。

svptrue_b8
                        1111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111
                        svptrue_b16
                        0101010101010101010101010101010101010101010101010101010101010101
                        svptrue_b32
                        0001000100010001000100010001000100010001000100010001000100010001
                        svptrue_b64
                        0000000100000001000000010000000100000001000000010000000100000001

パターンを食わせるバージョンも理解できた。

12月15日(火)

組み込み関数の件、メール書いた。

分子シミュレーション討論会。Remoというウェブ会議システムを使ったが、なかなかおもしろい。ウェブ上に建物の図が出ており、ブースをクリックすると自分のアイコンが椅子につく。同じブースにいる人は話が繋がる。Zoomと違って、「場所」の概念があるウェブ会議システム。WhiteboardにPDFをはりつけたり、Share Screenでpptxを表示したり。お久しぶりな方にも何人かお会いできた。

プログラミング基礎同演習オフィス・アワー。今日はSIMDについて話してみたけど、あまりうけがよくなかったな。早口だったしな。来週で最後。どうするかな。

ARMまったくわからんぞ。

12月14日(月)

重い腰をあげて英語メール書いたぞ。

Macのgnuplotでpdf表示がおかしくなる問題、Pangoが原因らしい。Cairoに由来するのでpngcairoもダメ。

まずバージョン確認。

$ brew info pango
                        pango: stable 1.46.1 (bottled), HEAD
                        
                        $ gnuplot --versio
                        gnuplot 5.2 patchlevel 8
                        
                        $ brew info gnuplot
                        gnuplot: stable 5.4.0 (bottled), HEAD

あれ?gnuplotのバージョンがおかしい。pango、1.46.1なら良さそうだけどな。この状態で、以下のgnuplotファイルを食わせる。

set term pdf
                        set out "test.pdf"
                        p sin(x)

こうなっちゃう。

before

これはcairoが依存するpangoが原因なので、pngcairoもダメ。

さて、アンインストールして再インストール。

$ brew uninstall gnuplot
                        $ brew install gnuplot
                        (snip)
                        ==> Pouring python@3.9-3.9.1.big_sur.bottle.tar.gz
                        Error: An unexpected error occurred during the `brew link` step
                        The formula built, but is not symlinked into /usr/local
                        Permission denied @ dir_s_mkdir - /usr/local/Frameworks
                        Error: Permission denied @ dir_s_mkdir - /usr/local/Frameworks

こけた。

$ brew doctor
                        
                        Warning: Your Command Line Tools are too outdated.
                        Update them from Software Update in System Preferences or run:
                          softwareupdate --all --install --force

古いそうだ。アップデートしろと言われるのでしてみる。

$ softwareupdate --all --install --force
                        Software Update Tool
                        
                        Finding available software
                        No updates are available.

ダメだ。brew doctorは

If that doesn't show you an update run:
                          sudo rm -rf /Library/Developer/CommandLineTools
                          sudo xcode-select --install

と言ってるが、Xcodeの再インストールか・・・。するか。

sudo rm -rf /Library/Developer/CommandLineTools 
                        sudo xcode-select --instal

あらためてソフトウェアアップデート。

$ softwareupdate --all --install --force
                        Software Update Tool
                        
                        Finding available software
                        
                        Downloading Command Line Tools for Xcode
                        Downloaded Command Line Tools for Xcode
                        Installing Command Line Tools for Xcode
                        Done with Command Line Tools for Xcode
                        Done.

結構時間かかった。あらためてbrew doctor。

$ brew doctor
                        (snip)
                        Warning: You have unlinked kegs in your Cellar.
                        Leaving kegs unlinked can lead to build-trouble and cause brews that depend on
                        those kegs to fail to run properly once built. Run `brew link` on these:
                          w3m
                          docker
                          libmpc@0.8
                          pango
                          isl@0.11
                          mpfr@2
                          gmp@4
                          unbound
                          gcc@4.9
                          python@3.9
                        (snip)
                        Warning: Broken symlinks were found. Remove them with `brew cleanup`:
                          /usr/local/bin/texdist

ほほう。まずは消そう。

brew cleanup

次はリンク。

$ brew link w3m docker libmpc@0.8 pango isl@0.11 mpfr@2 gmp@4 unbound gcc@4.9 python@3.9
                        Linking /usr/local/Cellar/w3m/0.5.3_6... 8 symlinks created
                        Linking /usr/local/Cellar/docker/18.09.6... 
                        Error: Could not symlink bin/docker
                        Target /usr/local/bin/docker
                        already exists. You may want to remove it:
                          rm '/usr/local/bin/docker'
                        
                        To force the link and overwrite all conflicting files:
                          brew link --overwrite docker
                        
                        To list all files that would be deleted:
                          brew link --overwrite --dry-run docker

なんやねん。まずはこれを解決するか。

Warning: The following directories do not exist:
                        /usr/local/Frameworks
                        /usr/local/sbin
                        
                        You should create these directories and change their ownership to your account.
                          sudo mkdir -p /usr/local/Frameworks /usr/local/sbin
                          sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Frameworks /usr/local/sbin
sudo mkdir -p /usr/local/Frameworks /usr/local/sbin
                        sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Frameworks /usr/local/sbin

あと、以下の問題を解決する。pangoやeigen3を手で入れたのが問題をおこしていた。

Warning: Unbrewed dylibs were found in /usr/local/lib.
                        Warning: Unbrewed header files were found in /usr/local/include.

brew doctorの指示に従ってこんな作業をする。

rm -rf /usr/local/include/pango-1.0 
                        sudo rm -rf /usr/local/include/pango-1.0  
                        rm /usr/local/lib/pkgconfig/pango.pc  
                        rm /usr/local/lib/pkgconfig/pangocairo.pc 
                        rm /usr/local/lib/pkgconfig/pangoft2.pc
                        brew install gdk-pixbuf librsvg

gdk-pixbuf librsvgのインストール、すごく時間かかる。なんか最初にこんなことを言われたのが気になる。

Error: homebrew-core is a shallow clone. To `brew update` first run:
                          git -C "/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-core" fetch --unshallow

なんかbrew使うたびにこれを言われるので、やる。

git -C "/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-core" fetch --unshallow

あらためてインストール。

$ brew install gnuplot
                        Error: homebrew-cask is a shallow clone. To `brew update` first run:
                          git -C "/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-cask" fetch --unshallow

homebrew-caskもかよ。

echo 'export PATH="/usr/local/opt/qt/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc.mine 

いずれにせよ、ごちゃごちゃやってたらgnuplotが 5.4、pangoが1.48.0になった。もう一度試す。

after

おおー、治った。良かった。

12月13日(日)

NOP

メール処理とかが遅れがちで厳しい。

12月12日(土)

実験レポートの採点しなきゃ、と思ってたが、もう後期は終わっていた。

12月11日(金)

自宅勤務。レポートの採点に手間取る。やはり家だといろいろ苦しい。ただし、大量のPDFを読んでいくのはWindowsの方が楽かもしれない。プレビューで見るとPDFからのコピペが正しくできない。VS Codeで大量に開く方法だと、少なくともWindowsでは大丈夫。Macでも試してみるか。

4時からKaggleもくもく会。今日はKaggleではなくGoogle Colab上で、講義で使った給与データを使っての解析。だいぶいろいろわかって来た気がする。今日の目的はLightGBMの「カテゴリ変数」の扱いをマスターすること。なんかうまく行かないと思ってたら、カテゴリ変数は整数型でなければならないことが判明。直したら上手くできた。来週はKaggleで試してみるかな。

12月10日(木)

研究室ミーティング。発表は僕の番。「なぜ大きなプロジェクトは失敗するか」。

本読み輪講。田崎統計。今日は5.4-5.5。ショットキー比熱の「ショットキー」が人名であることをしばらく知らなかったのを思い出した。

12月9日(水)

古いスマホを起動して、Google Authenticatorからアカウントの移行・・・をしようとしたらメニューにない。新しいスマホにはアカウントの移行があるのに。バージョンの違いかと思って古いスマホのGoogle Authenticatorをアップデートしたらメニューに現れた。そうだよな。最初からアカウントの移行があったらそれ使ってるだし、探したけど当時はなかったので。移動していなかった認証情報をQRコード一発で新スマホに移動。これ、怖いな。LastPassとかそういう認証が全部Google Authenticatorにかかってるので、スマホの認証情報を抜かれたら全てやられてしまう。

で、CMP-MLのブログとかTwitterをなんとかしようとしたが、メールサーバにつながらない。FWで弾かれているのか?とりあえず棚上げ。

IMAP-SSL(993)につながってるかをtelnetで確認して、つながらないことを確認。telnet使うのおっさんくさいと思うんだけど、最近では何使うんだろ?

年末調整の原本提出。A4に3枚になった。ホチキスで止めなくてよく、そのまま提出してよかった。

CMP-MLのブログとTwitter連携、なんとかしたはず。次にメールが流れてくるまでわからないけど。結構時間がかかってしまった。

注文したデスクライトが届いた。快適。

メールをたくさん書いた。

12月8日(火)

なんか日記をつけ始めてから、やっぱり意識がはっきりする気がしてきたな。なんとなく流れていった日常が、ちゃんと意味を持つようになったというか。

学生さんの要望でディスプレイ買ったら、他にも使いたいという学生さんが出てきたのでType-CとHDMIをつなぐアダプタ購入。もともとプロジェクターにつなぐ用途しか考えてなかったので、一つしかいらないと思っていた。本当なら学生さんそれぞれに大きなディスプレイを買ってあげたい。

ネットで「アンチの生き方」みたいな記事をみた。なぜ、ある人はアンチになったかのドキュメンタリーのようなもの。ある人が書いた記事にたいして、ふとアンチなコメントを書いたら、他のアンチから褒められたらしい。これまで褒められることが少なかったその人は、その快感でどんどんアンチ活動を進めていくことになる。アンチ同士がお互いに褒め合うので、自分が間違っていることをしているとは思わなかったらしい。「その人はクズであり、酷評されてしかるべき人間であり、その人間がいるから自分は不幸なのだ、被害者なのだ」と。

やがて、自分を褒めてくれるアンチ仲間から見捨てられるのが怖くなり、なかば義務的にアンチ活動をするようになる。すると、「嫌い」であるにも関わらず、その人の一挙手一投足を観察しなければならなくなる。自分が嫌いだと思っている人が楽しそうにゲームをする、それだけで憂鬱になるという。

アンチ活動とは、ようする「自分の幸せの基準を他人に置く」ことにほかならない。「嫌なら見なければよいのに」と僕は思う。でも、わざわざ「自分にとって嫌な発言をする人の情報発信を細かくチェックする」人が多い。「間違いなく自分にとって嫌なことが書いてある」という予測が「当たる」ことによる報酬が快感になる、「自分が知らないところで嫌な情報が流れるのが嫌だ(部屋のどこかに蜂がいる)」、「自分が人を嫌うという(自分でもあまり良くないと感じている)感情を持っている時、その感情を正当化するための材料を探す」などいろいろな説がある。「自分にとって嫌だと思う情報がある可能性が高い」とわかっていて見に行ってしまう感情は僕にもわかる。僕は「はてブ」コメントは嫌いで、PCからは見られないようにしているが、たまにスマホで見に行ってしまう。「確かに自分にとって嫌なコメントがある」と確認したい感情なのだろう。

bashでgitのブランチ名を取得。まずはgit-promptをコピー

wget https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-prompt.sh

.bashrcに以下を追加。

source ~/git-prompt.sh
                        export PS1='[\u@\h \W$(__git_ps1 " (%s)")]\$ '

これでプロンプトにブランチ名が出る。bashでctrl+pで部分一致検索ができなくてzshを使ってたんだけど、普通にCtrl+Rで良いな。

あるマシンを使おうとしたらメンテ中。CMP-MLのブログ/Twitterをなんとかしようと重い腰を上げたが、物性研VPNのワンタイムパスワードが古いスマホ。なぜかリカバリコードが無効でログインできず。古いスマホを起動するしかない。なんかやろうと思ったことがことごとくできなくてストレス。

A64fxのアセンブリのお勉強。ld1dとかflmaみたいなSVE命令をググると極めて限られた人のブログしかひっかからない。

12月7日(月)

部屋の暖房が入らない。指がかじかむ。

VMDを使ったアニメーションの作り方の説明書いた。なんかデフォルトでVideo Machというのを使うらしいのだが、どうも有料っぽい。とりあえず連番でファイルを吐かせてあとはFFmpegに突っ込む。楽ちん。

GitHubの認証がうまくいかずに苦しむ。どうも公開鍵でユーザを認識しているらしい。同じ鍵を使い回すと、先に見つけたユーザでアクセスしてしまう。「異なるユーザで同じ鍵」を想定していないんだろう。調べたらプライベートと仕事先で複数のアカウントがあると切り替えが面倒、みたいなことが書いてあった。

っていうかこの記事によると、そもそもGitHubはマルチアカウントを想定していないっぽい。

僕のメインアカウントは有料アカウント(Pro)なので、もう一つ無料アカウントを持つのは規約違反ではないはず?プルリクやコラボレータの招待等の動作確認やスクショを取るのに、アカウントが2つ必要なんだよね・・・。

暖房の件、管財課にメールしたらすぐに対応してくれた。ありがたい。

明日のオフィス・アワーのために「線形代数というものの見方」のスライドを作った。

12月6日(日)

NOP

また日付がグダグダに。ひどいもんだな。

## [12月6日(日)](#06) <a id="06"></a>

毎回こんな書き方しているので、日付を書くところが三箇所もある。冗長だ。これをスクリプト噛ませてなんとかするのは簡単だが、そこまでするのもなぁ、という印象。

学生さんの卒論がGitHubで管理されており、僕がコラボレータになっているので進捗が見える。素晴らしい。

12月5日(土)

NOP

12月4日(金)

レポートの採点。毎週数時間かかる大仕事。

Kaggleもくもく会。今日も「House Prices: Advanced Regression Techniques」の続き。LogisticRegression、RandomForest、LightGBMの三種類を試しました。トレーニングデータを2つにわけてチェックしたところ、RandomForestは「完璧に」過学習していることが判明。パラメータを変えて過学習を防ぐと汎化性能も落ちてしまう。この三種類の中では、線形回帰がダメだめ、RandomForestがそれなり、LightGBMが最も性能が良かった。

12月3日(木)

卒業アルバム撮影。研究室ミーティング。本読み輪講。今日は5.3の磁性体まわり。

物性研の来年度前期の申請出した。ChromeのPDF Viewerが悪さして、最後の確認がうまくできなかった。IT技術室に連絡。

学生さんがディスプレイ欲しいというので買った。EIZOのFlexscan。値段が手頃だったので。なんかWindowsとMacで黒の発色が違う気がする。色温度を指定している?

12月2日(水)

何してたっけ?

思い出した。スライドを完成させてからプログラミング基礎同演習の最後の講義ビデオを録画してた。

あと、富岳でMDのベンチマークとった。48コア使ったらメモリ不足で落ちた。コアあたりのメモリが京より厳しい。

そのあとは某審査に参加。

12月1日(火)

プログラミング基礎同演習のオフィス・アワー。アカギの「9(ナイン)」を題材にゲーム理論について話してみた。

「簡単な機械学習」のスライド修正。結構修正点がある。