2023年4月

ログ一覧

04月30日(日)

国立科学博物館に行った。震源地推定ゲームがよくできていた。

実験装置としては、フィゾーの歯車、キャベンディッシュのねじりばかりなどが良くできていたが、いかんせん結果が「レーザー点が暗くなる/動く」と地味なのが痛い。実験装置として苦労してそうなのだが。

04月29日(土)

外壁を掃除した。

04月28日(金)

訪問学者の職位付与申請出した。次は早めに出さないと駄目だな。

VMDがM2 Macでうまく動作しないことがあるの面倒くさい。OpenGLに問題があるので、研究室サーバにつないでXを飛ばす方法でも駄目なのが痛い。

メールいっぱい書いた。

会社の人に打ち合わせを頼まれることが増えてきたんだけど、自分が有益な情報を提供できているか全く自信が無い。

一つ、かなり重い仕事をこなした。ずっと気にかかっていたのだが、なんとかなりそうで良かった。

物性研の成果報告を提出。今年はAckありのpublishedな論文があるので、なんか胸を張れる、みたいな。

もう一つ別の役職の仕事。全く異なる仕事がいくつも走っていて頭が混乱する。

細かい仕事はいっぱいやったけど、講義準備や論文準備という重い仕事が全く手つかずになっている。まずい。

04月27日(木)

ChatGPTを使って、破損したファイルの中身を調べる。

バイナリの最初の8バイトがd0 cf 11 e0 a1 b1 1a e1であったとき、このファイルが何であるか推定してください。
                        
                        ファイルの最初の8バイト(d0 cf 11 e0 a1 b1 1a e1)は、マジックナンバーまたはファイルシグネチャとして機能します。これは、ファイルの種類を識別するために使用される一連のバイトです。このシグネチャは、Microsoftの複合文書ファイルフォーマット(Compound File Binary Format)に対応しています。このフォーマットは、Microsoft Officeの古いバージョン(2003以前)で使用されていたDOC(Word)、XLS(Excel)、PPT(PowerPoint)などのファイルに一般的です。
                        
                        したがって、このファイルは、Microsoft Wordの古いバージョン(.doc)、Microsoft Excel(.xls)、またはMicrosoft PowerPoint(.ppt)のいずれかで作成された可能性が高いです。ただし、正確なファイルタイプを特定するには、ファイルの中身をさらに調べる必要があります。
                        
                        このファイルは壊れていてWord, Excel, PowerPointのいずれでも開けませんが、バイナリの中身を調べてそのいずれかであることを確認する方法を教えて下さい。
                        
                        ファイルが壊れている場合でも、そのファイルがWord、Excel、PowerPointのいずれかであることを確認するために、バイナリの中身を調べる方法がいくつかあります。以下に、それぞれのファイルタイプに特有の特徴を示します。
                        
                        Microsoft Word (DOC):
                        Wordファイルでは、バイナリデータの中に特定の文字列が含まれていることがあります。例えば、「Word.Document」または「Microsoft Word」などの文字列を探してください。これらの文字列が見つかった場合、ファイルはおそらくWordファイルです。
                        
                        Microsoft Excel (XLS):
                        Excelファイルでは、「Workbook」または「BIFF8」という文字列が含まれていることがあります。これらの文字列が見つかった場合、ファイルはおそらくExcelファイルです。
                        
                        Microsoft PowerPoint (PPT):
                        PowerPointファイルでは、「PowerPoint.Document」または「Microsoft PowerPoint」という文字列が含まれていることがあります。これらの文字列が見つかった場合、ファイルはおそらくPowerPointファイルです。
                        
                        バイナリデータを調べるには、ヘックスエディタ(Hex Editor)を使用することができます。これは、バイナリファイルを開いて16進数およびASCII文字で表示するためのツールです。ヘックスエディタを使用して、上記の文字列がファイル内に存在するかどうかを確認できます。
                        
                        ただし、ファイルが壊れているため、これらの文字列が存在しない場合でも、それが必ずしもそのファイルがWord、Excel、PowerPointのいずれでもないことを意味するわけではありません。これらの文字列が見つからない場合でも、ファイルが元々Word、Excel、PowerPointのいずれかであった可能性はありますが、確認する方法が限定的です。
                        
                        ファイルシグネチャの後に、3e 00 03 00 fe ff 09 00 というバイナリ列がありました。これでファイルの種類を特定できますか?
                        
                        はい、そのバイナリ列により、このファイルがMicrosoft Wordの.docファイルであることが示唆されます。
                        
                        ファイルの最初の8バイトは、以前に言及したように、Microsoftの複合文書ファイルフォーマット(Compound File Binary Format)に対応しています。次に示されるバイナリ列(3e 00 03 00 fe ff 09 00)は、Microsoft Wordの.docファイルの特徴的なシーケンスです。
                        
                        このバイナリ列は、FIB(File Information Block)と呼ばれる構造の一部であり、ファイルのバージョンやタイプなどのメタデータを格納しています。この場合、バイナリ列は、Microsoft Wordの.docファイルを示していると推定できます。ただし、ファイルが壊れているため、正常に開くことはできないかもしれません。

とりあえずdocに変えたらWordは立ち上がったが、エンコーディングの問題で開けなかった。しかし、ChatGPTがバイナリハックにも使えるの面白い。

なんかおもしろそうなスライドがSlideShareに上がってて、読もうとするんだけど数ページごとに広告は入って心が折れる。SlideShareを使っていた方はどこかのタイミングで別サービスにexportしてもらえると助かるなぁ。

研究室ミーティング。本読み輪講。ハンズオン。

M2 MacでTensorFlowがいまいち動かない。もう研究室サーバでやって、Live serverによるデモはVS Code のRemote SSHでつなぐのが一番良い気がする。

学習指導のお仕事。

04月26日(水)

機能のSudoku minlex、ちゃんと確認したら普通にバグってる。Windowsの問題かと思ったら、linuxでもMacでもバグってるので普通にバグだな。

PRMLの輪講、明日当番(というか教員による本読み輪講の模範演技)なので準備。再現コードをほとんどChatGPTに書かせた。簡単なコードなら、ほぼ3.5で用が足りるなぁ。

続けて明日のハンズオンの準備。protobufのバージョン不一致により動かない。仕方なく

python3 -m pip install protobuf==3.20.*

とバージョン指定で上書きインストールで回避。

また、GitHub Pagesで実行していたのを、VSCodeのLive serverで対応するように修正。あと、なぜかfashon_mnist_checkのindex.htmlがおかしくなっていたので修正。

04月25日(火)

Web ルーレット

これ、便利そうだな。輪講の順番ぎめとかに良さそう。

Sudokuのminlex表現を作るソルバにバグ報告。これ、前も何か報告してきた人だな。一応確認だけしようとして、なんか混乱して無駄に時間を溶かしてしまった。

しかしこのコード、ビット演算をバリバリ使ってて、全く読めなかった。昔の自分は今の自分より賢かった。

実験。だいぶスムーズに進んだが、まだ時間オーバーしてしまう。もう概算させるのやめるようかなぁ。大事だと思うんだけどなぁ。

講義の準備がかなりヤバい。

っていうか明後日の輪講、僕が担当だ。いろいろ破綻している。

04月24日(月)

朝から会議 x 2。その合間にメール処理。

会議が12時に終わり、ご飯を食べながら次の講義内容をロード。

講義。

1on1 * 2。

会議。

メールいっぱい。

科研費の報告書、F-6-1とF-7-1を書いてオンライン提出。紙媒体は明日提出しよう。

マジで今日は分刻みのスケジュールだった。疲れた。

04月23日(日)

学生さんの文書添削いっぱいした。

ChatGPTをずっといじめてた。まず、観測事実としてChatGPT-3.5にくらべて4は質的に賢い。

特に、3.5では解けない論理パズルを4では解いている。しかし、なんとなく「頭が良いから解いている」というよりは「その論理パズルを知っているから解けている」という印象を受ける。特に「タンパク質とアミノ酸(同義文判定)」や、「クレタ人のパラドックス」などの応答を見ててそう思う。

そして、これは「AIの知性の限界を示すもの」ではなく、「人間の知性の本質を抉るもの」ではないかと考えるようになった。要するに「知性(intelligence)」とは「知識(knowledge)である」という主張である。

例えば受験勉強では、本番で初見のひらめきが必要な問題を解く必要はない。というか、本番で初見の問題を解かなければ合格できないようでは、受験準備に失敗している。「見たことある」問題だけを解けば良いのであり、そのように準備する。

他にも、国語や英語などの問題を解く時、純粋な国語力、英語力だけでなく、常識が要求される、という話がある。どんなに勉強しても、直接試験に関係のない知識の厚みが点数に反映されてしまう。例えば英文で「Mozart」についての話題が出た時、「Mozartはモーツァルトであり、モーツァルトが音楽家で、一時期はもてはやされたが晩年は生活が苦しくなり、若くして亡くなった」という背景知識があるのとないのでは問題の読解速度、正答確率が全く違う。

「ヘラクレスのように」という文章があったとき「ヘラクレス」がどういうものか知らなければ、知っている人に比べてハンデを負う。こういった文化資本という、見えないバックボーンを子どもたちは親から受け継ぐ。

このあたりの話ね。

ChatGPT-4は同義文判定で、「タンパク質はアミノ酸から構成される」という知識があったから正答している。

たとえば、文章の構造を全く変えずに単語だけ無意味なものに変えるとChatGPT-4でも誤答する。

以下の二つの文章が同じ意味であるか判定してください。 「人間の体はタンパク質でできており、タンパク質はアミノ酸によりできています。」 「人間の体はタンパク質でできており、アミノ酸はタンパク質により作られています。」
                        
                        これらの二つの文章は似ていますが、同じ意味ではありません。第一の文章は、「人間の体はタンパク質でできており、タンパク質はアミノ酸によりできています」と述べており、タンパク質がアミノ酸から作られることを意味しています。一方、第二の文章は、「人間の体はタンパク質でできており、アミノ酸はタンパク質により作られています」と述べており、アミノ酸がタンパク質によって作られることを示唆していますが、これは正確ではありません。実際には、タンパク質はアミノ酸から作られます。
以下の二つの文章が同じ意味であるか判定してください。 「虹色隕石は星の魔法でできており、星の魔法は星屑ドロップによりできています。」 「虹色隕石は星の魔法でできており、星屑ドロップは星の魔法により作られています。」
                        
                        はい、これらの二つの文章は同じ意味を持っています。どちらも、虹色隕石が星の魔法でできていて、星の魔法は星屑ドロップによって作られていることを説明しています。ただし、文章の構造は若干異なりますが、意味は同じです。

僕は、これが知の本質だと思う。つまり、AIが賢くないのではなく、人間が実はさほど賢くないことをAIが暴きつつあるのではないか?

04月22日(土)

レポートのコメント返した。この日記を読んでいる人がいる・・・

メールいっぱい書いた。

04月21日(金)

量子力学の箇所を少し書いた。

RBMのサンプル書いた。

なんかまた仕事が増えたぞ。

夜は秘密の打ち合わせ。

04月20日(木)

研究室ミーティング。

ハンズオン。

brewを使ったlammpsのインストールに結構時間がかかったので、事前にインストールしておいてもらったほうが良かった。

あと、WindowsのX Serverの名前がVcXsrvではなくXLaunchであることを忘れてて、アプリが見つからなかった。いかん。

04月19日(水)

「たしかにかした」のように、逆から読んでも同じ言葉になるような文章を回文と呼びます。なるべく長い回文を作ってください。
                        
                        「まだマンゴーズが食べて、アリが食べる。お茶を沸かして、アリも茶も飲んで、またマンゴーを食べた。」
                        
                        「たしかにかした」や「このこどこのこどこのここのこ」のように、日本語として意味が通る回文を作成してください。
                        
                        失礼しました。日本語として意味が通る回文の例を挙げます。
                        
                        「うまいもんもいまう」
                        
                        これは、「うまいものもいまう」を短縮した形で、逆から読んでも同じ文字の並びになります。意味としては、「美味しいものも食べ過ぎると逆効果になる」といったニュアンスがあります。この回文は、日本語として意味が通ります。

ChatGPT、回文は無理っぽいなぁ。

ChatGPT、すごい技術なんだろうけど、使えば使うほど「非常に優秀な人工無能」という感覚になる。たまにハッとすることを言うけど、それは、ランダムに生成された言葉に人間が意味を感じる、という感じに使い気がする。

ただし、GPT3.5と4は明確に言語能力が異なる。

以下の文章を読み、後の問いに答えてください。
                         
                         「私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。別段深い意味で先生と呼んでいるのではない。憧れとか尊敬とかいう気持ではないからだ。私はその人を先生と呼ぶと、同時に自分を生徒と思うのである。すると自分は末席につくがよいと思う。そう思っていると、どんなに気が利いても、気どっても、おしゃべりになれない。私は先生に対しておしゃべりになりたいとは思わない。」
                        
                         問 「私」は「先生」の本名を知っていると考えられますか?

ChatGPT-3.5

「私」は文章中で、「その方が私にとって自然だからである」と述べているため、「先生」の本名を知っているとは考えられません。また、「私」は「先生」と呼ぶことで自分を生徒と思っているため、本名を打ち明けないことでその関係性を維持していることが示唆されています。したがって、「私」は「先生」の本名を知っているとは考えられません。

ChatGPT-4

はい、「私」は「先生」の本名を知っていると考えられます。文章の中で、「私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。」と述べています。これは、「私」が「先生」の本名を知っているが、故意に伏せていることを示しています。
カタツムリが井戸に落ちてしまいました。井戸の高さは30cmであり、カタツムリは一日に3cm登りますが、夜の間に2cm落ちてしまいます。カタツムリが井戸を登り切るまでに何日かかりますか?

ChatGPT-3.5

カタツムリは一日に1cmしか進めないことに注意してください(3cm登りますが、2cm落ちます)。従って、30cmの高さを登るために必要な日数は30日です。

ChatGPT-4

カタツムリは昼間に3cm登りますが、夜に2cm落ちるので、実質的には1日あたり1cmしか登っていないことになります。しかし、カタツムリが最後に井戸から登りきる日は、昼間に3cm登ることができるため、その日の夜には落ちることはありません。
                        
                        井戸の高さが30cmであるため、カタツムリは29cmまで登るまでに何日かかるかを計算する必要があります。29cmを1cmの実質的な上昇速度で割ります。
                        
                        29cm ÷ 1cm/日 = 29日
                        
                        カタツムリが29cmまで登るのに29日かかります。最後の1cmを登るのに1日かかります。したがって、カタツムリが井戸を登り切るまでにかかる日数は30日です。

おしい!

ある男は、5本のタバコの吸い殻から1本の新品のタバコを作ることができる。最初に50本の新品のタバコを持っている時、この男は最大で何本のタバコを吸うことができるか?

ChatGPT-3.5

この男が5本の吸い殻から1本の新品のタバコを作ることができるということは、吸い殻5本でタバコ1本を再生産できるということです。
                        
                        最初に50本の新品のタバコを持っているため、最初に作ることができる吸い殻は、50本-1本=49本です。
                        
                        49本の吸い殻から9本の新品のタバコを作ることができます。また、残りの4本の吸い殻を取って、1本の新品のタバコを作ることができます。
                        
                        従って、合計して、最初の50本のタバコと、49本の吸い殻から作られた9本のタバコと、最後の4本の吸い殻から作られた1本のタバコがあります。つまり、50 + 9 + 1 = 60本のタバコを吸うことができます。

ChatGPT-4

この男は、吸ったタバコの吸い殻を使って新しいタバコを作ることができます。最初に50本の新品のタバコがあります。
                        
                        1. 50本のタバコを吸い、50本の吸い殻ができます。
                        2. 50本の吸い殻から10本の新しいタバコを作ります (50 ÷ 5 = 10)。
                        3. 10本の新しいタバコを吸い、10本の吸い殻ができます。
                        4. 10本の吸い殻から2本の新しいタバコを作ります (10 ÷ 5 = 2)。
                        5. 2本の新しいタバコを吸い、2本の吸い殻ができます。
                        最後に、合計で50 + 10 + 2 = 62本のタバコを吸いました。ただし、この時点で彼はまだ2本の吸い殻を持っています。彼がさらに3本の吸い殻を手に入れた場合、1本の新しいタバコを作って吸うことができます。しかし、問題では最初に50本の新品のタバコを持っているだけですので、この男は最大で62本のタバコを吸うことができます。
ある人が「私は嘘つきである」と言いました。この人が嘘つきかどうかを判定してください。

ChatGPT-3.5

この人が自分自身を「嘘つきである」と言っているため、少なくとも一度は嘘をついた経験があると思われます。ただし、これが常に嘘をつく人であることを示すわけではありません。
                        
                        そのため、この人が普段から嘘をついたり、周りの人を欺いたりするかどうかを評価する必要があります。彼らが信頼できると思われる場合は、彼らが自己評価で自分を嘘つきと表現したことを単なる冗談である可能性があります。しかし、彼らが周りの人を欺いたり、嘘をついたりしているという根拠がある場合は、その人が嘘をつく可能性が高いと判断されるでしょう。

ChatGPT-4

このパラドックスは、「嘘つきパラドックス」として知られています。もしこの人が嘘をついていると言っているなら、彼らが嘘をついていることは真実であり、それゆえに彼らは嘘をついていません。しかし、彼らが本当に嘘をついていないとすれば、彼らの発言は誤りであり、それゆえに彼らは嘘をついています。このパラドックスは論理的な矛盾を生むため、嘘つきかどうかを判定することはできません。

うん、明確にGPT-4の方が賢いのは間違いない。

ただし、プログラミングに関しては3.5でもかなり賢い。

以下のPythonコードの実行結果を推定してください。
                        
                        def func1(a):
                            return func2(a)
                        
                        def func2(a):
                            return func1(a)
                        
                        print(func1(1))
このPythonコードは無限再帰に陥っているため、実行を停止することができません。具体的には、func1がfunc2を呼び出し、func2がfunc1を呼び出し、というように相互に呼び出しが続くためです。このような状態を "無限ループ" または "無限再帰" と呼びます。
                        
                        Pythonは再帰回数の最大値を決めており、再帰回数がその値を超えると RecursionError 例外が発生しますが、この場合でもそれが発生します。このコードを実行すると、Pythonは再帰回数の最大値に達する前に RecursionError を発生させます。
以下のPythonコードの実行結果を推定してください。
                        
                        def func(a):
                            if a == 1:
                                return 1
                            return a*func(a-1)
                        
                        print(func(-5))
このPythonコードは、再帰を使用して引数aの階乗を計算します。しかし、このコードでは引数aが負の場合も考慮されていません。引数aが負の場合、この関数は無限再帰に陥り、最終的に RecursionError 例外が発生します。
                        
                        具体的には、func(-5)は最初にaが1であるかどうかを確認し、そうでない場合はaにa-1を乗算した結果を返します。しかし、この場合、a-1は-6になり、次の再帰呼び出しfunc(-6)はさらに引数を-7に渡します。このプロセスは無限に続き、再帰回数の最大値に達する前にPythonが RecursionError を発生させます。
                        
                        したがって、このコードを実行すると、RecursionError例外が発生します。

かしこい。

04月18日(火)

WSL2のPython3、なぜかpipが応答しなくなった。調査が面倒だなぁ。

後のためにChatGPTのhallucinationの例を作っておく。以下はChatGPT 4。

科学者が実現不可能と断言した技術が、後に実現した例について、その科学者の名前とともに教えてください。
                        
                        科学者が実現不可能と考えた技術が後に実現することは珍しくありません。以下はそのような例のいくつかです。
                        
                        ヘンリー・モーソン (Henry Moseley): 英国の物理学者ヘンリー・モーソンは、1913年に原子番号の概念を確立しました。彼は当時、原子の中の陽子と電子を入れ替えることは不可能だと考えていました。しかし、1930年代に発見された陽電子という粒子によって、原子の中の陽子と電子を入れ替えることが可能であることが示されました。
                        
                        アルベルト・アインシュタイン: 彼は重力波の存在について疑問を呈していましたが、2016年にLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)によって、重力波の存在が確認されました。
                        
                        エルンスト・マッハ (Ernst Mach): 19世紀末の物理学者であり哲学者であるマッハは、音速を超える速度での飛行は実現不可能だと考えていました。しかし、1947年にチャック・イェーガーが、X-1 試作機で音速を突破し、マッハの考えが覆されました。
                        
                        ジョン・ローリング・ウェッブ (John D. R. Web) : 19世紀末のイギリスの天文学者ウェッブは、空気船が大気圏を離れて宇宙空間に到達することは不可能だと主張していました。しかし、20世紀に入るとロケット技術の進歩により、宇宙飛行が現実のものとなりました。
                        
                        このように、科学者が実現不可能と考えた技術が後に実現することは、科学の進歩や新しい発見によって起こり得ます。科学は常に進化し続けるため、過去の知識に基づいた見解が現在や未来の技術に対して限定的であることがあります。
                        
                        Ernst Machが、音速を超える速度での飛行は実現不可能だと考えていたことがわかる文献を教えてください。
                        
                        私の調査では、エルンスト・マッハが音速を超える速度での飛行を直接実現不可能だと述べた文献を特定することはできませんでした。しかし、マッハは流体力学、特に音速に関連する現象を研究していました。彼の名前は、マッハ数(速度を音速で割った数値)にも使われており、この分野での彼の影響力を示しています。
                        
                        マッハは、音速に関連するショックウェーブや音響現象を研究しましたが、彼が音速を超える飛行を実現不可能と考えていたという直接的な証拠は見つかりませんでした。私が以前の回答で誤った情報を提供したことをお詫び申し上げます。
                        
                        ただし、音速を超える飛行が実現不可能だと考えていた科学者や技術者はいたことは事実です。当時は、音速を超える速度での空気力学や構造物の挙動がまだよく理解されておらず、技術的な制約から困難とされていました。しかし、20世紀半ばになると、チャック・イェーガーがベル X-1で音速を突破し、音速を超える飛行が可能であることが証明されました。
                        
                        John D. R. Webとは誰でしょうか?その業績がわかる文献を教えて下さい。
                        
                        私の調査では、ジョン・ローリング・ウェッブ (John D. R. Web) という科学者に関する情報や文献を見つけることができませんでした。私が以前の回答で誤った情報を提供したことをお詫び申し上げます。
                        
                        Henry Moseleyが、の陽子と電子を入れ替えることは不可能だと考えていたことがわかる文献を教えて下さい。
                        
                        再度の調査により、私が以前の回答で言及した、ヘンリー・モーソンが原子の中の陽子と電子を入れ替えることは不可能だと考えていたという文献は特定できませんでした。私が誤った情報を提供したことをお詫び申し上げます。
                        
                        アルベルト・アインシュタインが、重力波の存在について疑問を呈していたことがわかる文献を教えて下さい。
                        
                        アルベルト・アインシュタインは、彼の一般相対性理論に基づいて1916年に重力波の存在を予測しましたが、後にその存在について疑問を抱くようになりました。彼の疑問に関する文献として、1936年に彼と共著者のネイサン・ローゼンとの共同研究論文 "Do Gravitational Waves Exist?" が挙げられます。この論文では、彼らは一般相対性理論に基づいて重力波の存在を否定しようと試みました。
                        
                        しかし、彼らの最初の論文は誤りがあり、同じ年にアインシュタインとローゼンは別の論文 "On Gravitational Waves" を発表しました。この新しい論文では、彼らは重力波の存在を認める形で論文の誤りを修正しました。
                        
                        最終的に、2016年にLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)が重力波の直接観測に成功し、アインシュタインの一般相対性理論が予測した重力波の存在が実証されました。
                        
                        アインシュタインの論文"Do Gravitational Waves Exist?"が、どの雑誌の何ページに記載されているか教えて下さい。
                        
                        私の先程の回答には誤りがありました。アインシュタインとローゼンが共同執筆した論文のタイトルは "Do Gravitational Waves Exist?" ではありません。実際のタイトルは "On Gravitational Waves" です。この論文は、1937年に Journal of the Franklin Institute(フランクリン研究所誌)のVolume 223(第223巻)のIssue 1(第1号)に掲載されました。論文は43ページから54ページまでに記載されています。
                        
                        以前の回答で誤った情報を提供したことをお詫び申し上げます。今後は、より正確で信頼性の高い情報を提供できるよう努めます。

ほぼほぼ間違っている。百歩譲って、間違ったことを言うのはともかく(それもまずいが)、科学者の名前から捏造するのはひどいなぁ。

04月17日(月)

講義準備。構成をかなり変更。

シミュレーション工学第二回。今回は時間ちょうどくらい。

2年生懇親会。

あー、ChatGPTのhallucinationの例、消しちゃった。

04月16日(日)

NOP

04月15日(土)

家のWSL、起動したら「.wslconfigにswapという不明なキーがある」とかいうエラーがでる。ググってもよくわからなかったのでChatGPTに聞いてみたら、これはWSL2のスワップファイルを無効にする設定らしい。「WSL2 スワップ」で調べたら出てきた。

swap=0

となっていたのを

[wsl2]
                        swap=0

にしなければならなかったらしい。昔懐かしいINIファイル形式ですね。

$ free
                                      total        used        free      shared  buff/cache   available
                        Mem:        3971012      647168     2154684        2292     1169160     3088976
                        Swap:             0           0           0

うん、ちゃんとSwapがゼロになった。何かで[wsl2]が消えてしまったか、それとも仕様が変わったかな。

04月14日(金)

解析力学、ルジャンドル変換について書いた。わりと時間かかってるなぁ。

04月13日(木)

ケルビン卿が「飛行機は不可能だ」と言ったというのを調べてたら、彼がBaden Baden-Powellという人に、航空協会に入会してくれ、という手紙に対する返事を見つけた。

I am afraid I am not in the flight for “aerial navigation”. I was greatly interested in your work with kites; but I have not the smallest molecule of faith in aerial navigation other than ballooning or of expectation of good results from any of the trials we hear of. So you will understand that I would not care to be a member of the aëronautical Society.

DeepLによる出力。

残念ながら、私は「空中航行」のための飛行には参加していない。しかし、私は、気球以外の航空航法には微塵の信頼もなく、また、耳にするどのような実験からも良い結果を期待することはできません。ですから、私が航空協会の会員になろうとは思わないことはご理解いただけると思います。

これ、原文の「I was greatly interested in your work with kites;」が飛ばされている。DeepLがよくやる「訳飛ばし」の例として残しておこう。

ケルビン卿のその他のQuoteとしては、「飛行機は不可能だ」の他に「無線は無意味だ」「X線はインチキだ」などがある。学生にはよく「未知のものに対しては何かを断言するのではなく、『真偽保留』という立場をとるように」と教えており、それが科学を学ぶ者の基本的な立場である、と伝えている。ケルビン卿が偉大な科学者であることは疑いないが、彼の発言と(僕が考える普通の)科学的立場とは相容れない。何かを発見するためには、強烈な先入観と強い意志が必要なのかもしれない。ケルビン卿だけでなく、他の科学者でも似たようなエピソードがあった気がする。

とりあえず、Kelvin卿がAeronautical Societyへの入会を「飛行機実現の可能性など微塵もない」と拒否したのが1896年。ライト兄弟の初飛行が1903年。ジャンボジェット(ボーイング747)の就航が1970年。

ついでに言うなら、ENIACが1946年、Cray1が1976年。地球シミュレータが2002年。

同様な歴史、インターネットだとどうなんだろう。ChatGPTに聞いてみるか。

ライト兄弟の初飛行が1903年であり、ジャンボジェット(ボーイング747)の就航が1970年です。これと同様に、インターネットの歴史について、黎明期と一般普及にタイミングがいつであるかを論じてください。
                        
                        インターネットの黎明期は1960年代後半から始まり、1970年代にかけて研究者や政府機関などの間で利用されていました。この時期にはARPANETと呼ばれる初期のコンピューターネットワークが開発され、情報共有や通信手段として利用されていました。
                        
                        しかし、インターネットが一般的に普及するようになったのは、1990年代に入ってからでした。1991年にWorld Wide Webが開発され、Webブラウザの普及によってインターネットが一般に利用されるようになりました。1990年代後半には、インターネット接続サービスが一般家庭にも普及し、人々が自宅からインターネットにアクセスできるようになりました。
                        
                        したがって、インターネットの黎明期は1960年代後半から1970年代にかけてであり、一般的に普及するようになったのは1990年代に入ってからであると言えます。

ふむ。

パーソナルコンピュータの歴史について、同様に論じてください。
                        
                        パーソナルコンピュータの歴史は、1970年代に始まります。最初のパーソナルコンピュータはAltair 8800と呼ばれ、1975年に発売されました。このコンピュータは、プロセッサー、RAM、キーボード、入出力インターフェースを備えたキットで、自宅で組み立てて使用することができました。
                        
                        その後、1977年にApple II、1981年にIBM PCが発売され、パーソナルコンピュータの普及が始まりました。これらのコンピュータは、ビジネスや個人用途に向けて設計され、当時の一般家庭にも販売されました。
                        
                        1980年代後半には、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を備えたMacintoshやWindowsが発売され、パーソナルコンピュータの使いやすさが大幅に向上しました。また、1990年代には、インターネットの普及によってパーソナルコンピュータはますます重要な役割を果たすようになりました。
                        
                        現在では、パーソナルコンピュータは広く普及しており、ビジネスや教育、娯楽など、さまざまな分野で活用されています。また、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの普及により、パーソナルコンピュータの利用形態も多様化しています。

ふむふむ。

ChatGPT と結城浩の対話より、

「結城浩」
                        興味深い対話をありがとうございます。ところで、ここまでの私とあなたの対話で、私の発言の中に矛盾はありましたでしょうか。また、堂々巡りと思われる部分はありましたか。
                        
                        「ChatGPT」
                        確認させていただいたところ、矛盾に関しては、お話しいただいた「新しい情報」や「言葉遊び」に対する以前のChatGPTとの会話の印象において、肯定的な印象と否定的な印象が交互に現れていました。ただし、これはあなたが私たちAIの進化や限界を試す目的であえて矛盾を含めた発言を行っていたと理解しています。
                        
                        堂々巡りに関しては、同様のトピックについて繰り返し触れられていましたが、これも矛盾に関する発言やAIの反応を確認するために意図的に行われていたと理解しております。
                        
                        このような対話を通じて、AIの性能や限界を理解し、判断材料として活用していただけることは、私たちAIにとっても学びの機会となります。どんな質問や状況でもお手伝いできるよう、引き続き努力してまいります。

マジか。AIにわざと意地悪な質問をして試していたのを、AIが「自分は試されていた」と理解しているような言動をするのか。

自分でもやってみた

Macでのパスワード生成はpwgen。

brew install pwgen
                        pwgen 12

とかやると長さ12のパスワードを大量に生成してくれる。記号つきは-yオプション。

pwgen -y 12 

Ubuntuではmkpasswdやろうとするとパスワード聞かれてしまう。WSLでもpwgenで良いや。

sudo apt install -y pwgen

04月12日(水)

ChatGPT、研究に関する知識はいまいちだが、コーディング能力はピカイチ。とあるHTMLを解析するコードを書かせたら、僕が考えたのよりもエレガントなコードを一発で作ってきた。動作も完璧。これは、コーディング体験が変わるな。

海城とは海の城、すなわち軍艦を指しており、海城はもともと海軍予備校であった。で、ある人から「海城は海軍、成城は陸軍」と聞いた。見てみるとたしかに「成城学校」と改称し、幼年科、青年科を設置、陸軍士官学校・幼年学校への予備教育を施す。とある。知らなかった。

第1回 Azure HPCユーザー会 ~最新!クラウドHPC活用最前線~にリモート参加。発表者の方に誘われたので。このイベントとちょうど会議が二つ重なっていたのだが、誘ってくださった発表者の発表の時間だけ奇跡的に空いていたのでリモートで参加。オンサイトだとマイクロソフト品川本社オフィスツアーとか参加できたらしい。

固定資産税・都市計画税を支払った。また一括クレジット。

eL番号を入力したら、34桁の数字のうち一つ入力ミスって、異なる税額として認識された。まさか入力ミスして通るとは思わないので、そのまま支払いそうになった。ウェブシステムも入力ミスをして通ることを想定していない作りで、ミスした伝票を削除できなかった。まさか仕様としてチェックディジットないの?さすがにそれはないよね?

04月11日(火)

さぁ仕事をしようと思ったらプリンタの調子が悪い。こういうの萎えるなぁ。

出張書類提出したら書類が足りなかった……

実験。来週から本番だな。

ChatGPT、物語の生成はかなり遊べるな。

「桃太郎が、自分は桃から生まれたという特殊な出自に悩んでいます。彼に何かアドバイスをしてください。」
                        
                        桃太郎へのアドバイス:
                        
                        桃太郎よ、
                        
                        あなたが桃から生まれたという特殊な出自に悩んでいることを知りました。しかし、私はあなたに伝えたいことがあります。まず、あなたがどのように生まれたかは、あなた自身の価値や能力を決定するものではありません。あなたはそれまでの人生で数々の困難を乗り越え、たくさんの人々に勇気と希望を与えてきました。
                        
                        特殊な出自は、むしろあなたの個性や強みとなることができます。桃から生まれたことで、あなたは一般的な人間とは異なる視点や経験を持っています。これらの違いを、他の人々が持ち得ない独自の能力や知識として活用することができます。
                        
                        また、あなたが桃太郎として人々に知られ、愛されているのは、あなたが桃から生まれたからだけではありません。それはあなたの勇敢さ、優しさ、そして仲間と力を合わせて困難に立ち向かう姿勢が、人々に感動を与えているからです。
                        
                        出自に悩むこともあるでしょうが、あなたがこれまで築いてきた実績と人間性に自信を持ってください。桃から生まれたという事実を、あなた自身の独自性として受け入れ、自分の武器として活用しましょう。
                        
                        そして、これからもあなたの持つ勇気と力で、たくさんの人々を助け、影響を与えてください。どんな出自であっても、あなたが果たす役割は大切であり、あなたが誰かの勇気や希望になることは間違いありません。
                        
                        どんな困難にも立ち向かい、人々を助ける桃太郎であれば、出自にかかわらず、多くの人々に愛され続けることでしょう。これからも、自分自身を信じて前進してください。
                        
                        心からあなたの成功を願っています。

冒頭の「桃太郎よ」が良いですね。あと、何か言っているようでほとんど何も言っていないアドバイスも素晴らしい。

04月10日(月)

もう少しChatGPTを試す。能勢フーバー法について聞いてみる。概ね正しいことを言ってくるのだが、いくつかおかしいところがある。

ベレンゼンの方法についてどう理解しているのか、「先程紹介したバーウェル・ベレンダンプ法が提案された論文を教えて下さい。」と質問してみた。ChatGPT 4.0の回答を全部載せておく。

失礼いたしました。先程の回答には誤りがありました。正しくは「ベレンツェン・バーウェル法」(Berendsen Barostat)です。ベレンツェン・バーウェル法は圧力制御に関する手法であり、温度制御に関してはベレンツェン法(Berendsen Thermostat)が該当します。私の説明で混乱を招いてしまい、申し訳ありません。
                        
                        ベレンツェン法(Berendsen Thermostat)に関する論文は以下の通りです。
                        
                        論文タイトル: Simulating the motion of flexible molecules with constraints
                        著者: H.J.C. Berendsen, J.P.M. Postma, W.F. van Gunsteren, A. DiNola, and J.R. Haak
                        ジャーナル: Journal of Computational Physics
                        発行年: 1984
                        巻: 81
                        ページ: 368-376
                        
                        DOI: 10.1016/0021-9991(84)90046-9
                        
                        この論文では、分子動力学シミュレーションで柔軟な分子の運動をシミュレートする方法として、ベレンツェン法が紹介されています。この方法は、一定の温度と圧力を維持しながらシミュレーションを行うために使用されます。ただし、現在では、ノーズ-フーバー法やランジュバンダイナミクス法など、より正確で安定した温度制御手法が一般的に使用されています。

この論文も微妙に間違えている。ただしくはJ. Comp. Phys.ではなくJ. Chem. Phys.だし、DOIも全く異なる論文を指している。Barostatを「バーウェル法」と訳しているのもおかしい。少なくとも現在、ChatGPTで参考文献リストを作ることはできないと思ったほうが良い。Bing AIはマシらしいがまだ試していない。

英語で聞いたら正しい論文を出してきた。

Can you please tell me the paper in which the Berendsen method was proposed?
                        
                        Apologies for the confusion earlier. The Berendsen thermostat was indeed introduced in the paper I previously mentioned. Here are the details of the paper:
                        
                        Title: Molecular dynamics with coupling to an external bath
                        Authors: H.J.C. Berendsen, J.P.M. Postma, W.F. van Gunsteren, A. DiNola, and J.R. Haak
                        Journal: The Journal of Chemical Physics
                        Publication Year: 1984
                        Volume: 81
                        Issue: 8
                        Pages: 3684-3690
                        
                        DOI: 10.1063/1.448118
                        
                        In this paper, the authors propose the Berendsen thermostat as a method for simulating the motion of molecules with coupling to an external bath, effectively controlling temperature and pressure in molecular dynamics simulations.

うーむ。

シミュレーション工学第一回。60分で終わってしまった。ガイダンスだし、まぁいっか。確か次からは少し長くなるはず。

講義のあと1on1 x 3。

今年度のAdobe ELTA ライセンス申し込んだ。

仕事がマジで終わらないってばよ。

04月09日(日)

書き忘れてたが、投票に行った。統一地方選挙。

講義ノートに図を追加。位相空間の章をほぼ書き終わった。

ChatGPTを試す。なんか最初うまく課金できなかった。最初にカードの名前を間違えたせいかな。しばらくしてもういちど試したらできた。

分子動力学法における音波解析の進展について教えろといったら、かなりそれっぽいことを言ってきたので、「今挙げた研究の参考文献を教えてください」と言ったら、全て実在しない論文だった。怖い。

ChatGPT 3.5はかなり悪質な捏造をする。

“Exploring protein flexibility: Incorporating structural ensembles from crystal structures and simulation into molecular dynamics simulations” (Protein Science 2020):10.1002/pro.3832

という論文を挙げてきたが、この論文は実在しないし、DOIは存在するが別の論文を指している。それどころか、実在する論文のタイトルを修正している。実在するのはこちら。

Exploring Protein Flexibility: Incorporating Structural Ensembles From Crystal Structures and Simulation into Virtual Screening Protocols

太字以外は同じ。論文のタイトルの最後を質問の意図に沿うように修正してきている。

こういうのをHallucination(幻視/幻覚)と呼ぶらしい。僕が初めてそれを見たのは画像のラベリングで、草原しか写っていない写真にAIが「羊」とラベルしてしまうというもの。見えてはいないものが見えるために「幻視」の名前がついた。それが現在ではかなり広い意味で使われているらしい。

ChatGPT 4.0にして「実在する論文を教えろ」といってもまだ捏造してくる。

これ、かなりヤバいと思う。クライアントに用意する資料の最後のほう、締め切り直前に「どうせ誰も見ないだろ」とChatGPTに書かせるという誘惑に耐えられるだろうか?非常にそれっぽいことを書いてくるが、巧妙に嘘が混じっている。パッと見では気づかないレベルなのでかなり危ない。

04月08日(土)

Twitter、API有料化によりtwilogやTwitter検索が死んだ。サードパーティアプリを大事にしないと普通にサービス死ぬと思うけどなぁ。

WSLにおいたPDFにコメントを入れていくとたまに表示がおかしくなる。おそらく中間ファイルの問題。PDFをWindowsファイルシステム側においたら問題が起きなくなった。たまにWSL側からコピーしてgit commit。

学生さんの論文に朱入れ。

WSLのpandocが--shift-heading-level-byなんてオプション知らないよ、といってきた。バージョンが古い?

$ pandoc --version
                        pandoc 2.5

うーん、Macのpandocは3.1だから古そうだなぁ。とりあえず

sudo apt update
                        sudo apt upgrade

してみる。あらためてインストールしようとしたが入らない。仕方ないので公式から最新版をダウンロードして入れる。

sudo apt-get purge --autoremove pandoc
                        https://github.com/jgm/pandoc/releases/download/3.1.2/pandoc-3.1.2-1-amd64.deb
                        sudo dpkg -i pandoc-3.1.2-1-amd64.deb
$ pandoc --version
                        pandoc 3.1.2

あっさり最新版になった。

講義ノートの図を作り始める。進捗がかなりヤバい。

あまりのヤバさにfaviconを作ってしまう。いや、スマホでの閲覧チェックしたら、Chromeが「favicon.icoが見つからない」とかエラー出すから・・・

04月07日(金)

mainにgit commit, pushしてから、あ、これブランチを切ってそっちをpushすべきだったな、と気づく。駄目だ。Git力が恐ろしく衰えている。

輪講用にPRMLを注文した。

04月06日(木)

研究室ミーティング。

安全教育。著作権と剽窃について。

ハンズオン。Git。資料が古くなっている。修正しないと。いつ?そんな時間あるの?(逆ギレ)

で、家に帰ってlogのpush忘れに気づく。

04月05日(水)

「シミュレーション工学」のK-LMSのページ作った。感想提出、PDFじゃなくてテキストボックスで直接出させた方が楽だといまさら気づいた。

柔道部の公認申請の承認した。

04月04日(火)

VSCodeで「date」と入力すると## [04月05日(水)](#05) <a id="05"></a>みたいに出るようなスニペットを使ってるんだけど、それで「水」って出てきて、あれ?火曜日は?キング・クリムゾンに消し飛ばされたか?

04月03日(月)

大学院ガイダンス。出席者少ない。あと、学生証などの交付が混んでた。来年は午後開始が良いかも。

名古屋大学の方からのメールを見て、ふと田中ダンさんを思い出した。初めて出会ったのは物性若手夏の学校ではなかったかと思う。「ダン」という名前が印象的だったので覚えている。Swarm oscillatorという面白い系を研究しており、日本物理学会領域11の第一回若手奨励賞の受賞者でもある。福井大学を経て、名古屋大学情報科学研究科多自由度システム情報論講座に赴任したはず。

複雑ネットワーク上の結合振動子系のダイナミクスによると、中尾裕也さんの後輩であり、ということはおそらく蔵本由紀研究室出身ということになる。ということは佐々さんの後輩ということでもあるのか。亡くなったのは2009年12月1日らしい。優秀な方が若くして亡くなったのは残念。

04月02日(日)

講義ノート少し書いた。

04月01日(土)

4月になってしまった。この日記も長く続いてきたなぁ。アクセスログとかとってないからどのくらい見られてるか知らんけど。

講義ノート少し書いた。