YouTubeの格闘ゲーム配信を見てて、「電子ドラッグ」の話題になった。例えば、「わざと弱いキャラを使う」というもの。負けたら「キャラが弱いから」と言い訳できて、勝てたら「弱いキャラ使ってるのに勝てた!」と喜べる、両対応になる。一度その甘い蜜を味わうと、なかなか抜け出せない。だから電子ドラッグ。
それとはちょっと雰囲気違うんだけど、SNSでのレスバトルも電子ドラッグの雰囲気あるなと。強い立場の人も延々レスバしてるんだけど、それより、いわゆる一般人が、大学の教員や、政党の党首など、地位があると思われる人にからんでいくやつにドラッグみがある。そこでウザがらみすると、彼らに相手してもらえる。すると、自分が彼らと同じ立場に立てたと勘違いできるんだ。
立場がある人とない人のレスバって、一見同じレベルで戦っているようで、実は背負っているリスクが違う。特に立場がない、匿名の人がアホなことを言ってもアカウント消せば何もならないけど、それなりの立場で実名で発言している人がアホなことを言ってしまうと、職を失う危険性すらある。そういう意味で、全く対等な喧嘩ではない。だから、立場のない一般人は、安全圏から一方的に攻撃できる。
似たような構造を、技術記事の一言コメントに感じる。何かの技術記事にたいして「○○は考えなくていいの?」とか「〇〇はばXXじゃないんだが……」みたいに書くとする。しかし、その詳細は書かない。すると、そのSNSの読者には「自分の方がわかってる感」を匂わせることができる。でも、詳細な記事は書かないから、ボロは出ない。やっぱり安全圏から一方的に殴っている。
格ゲーで弱いキャラを使うこと、SNSでの匿名アカウントからのレスバ、技術記事に対する匂わせ投稿、これらすべて安全圏から一方的に殴ることの気持ちよさ、という電子ドラッグ。
自分はそうならないようにしたい。