2023年9月18日

なんか、一日中人の発表を聞いていると疲れる。

朝から晩までがっつり物理の話を聞くの、おそらく2006年7月26日の早川さんの集中講義以来ではないか。物理学会フル参加はいつ以来だろう?

昔の日記を漁って、確実にフル参加している学会をリストアップしようとしたら、迷路構造を作る反応拡散系として、FitzHugh-Nagumoに拡散項を付け加えた系の気j通があった。 元ネタはA. Hagberg and E. Meron, Phys. Rev. Lett. 72, 11 (1994)。 方程式はこんな感じ。

$$ \begin{aligned} du/dt &= u - u^3 - v + △u\ dv/dt &= ε(u - a1 v - a_0) + δ△v \end{aligned} $$

パラメータをa_0 = -0.1, a1 = 2.0, ε = 0.05, δ = 4.0にすると、「うねうね」を作ることができる。ずっとGray-Scottばかりだったので、こちらもやってみたかった。プログラミング基礎同演習の発展課題にしたいな。

フル参加してそうな学会。

  • 2006年 3/27-30 確実に初日から最終日まで参加
  • 2006年 9/23-26 (次の日京都だから最終日欠席?)
  • 2007年 9/21-24 (最終日は欠席?)
  • 2008年 9/20-23 確実に初日から最終日まで参加
  • 2009年 3月。3日目に轟木君の結婚式に出席している。

ダメだ。なんか「最後にフル参加してそうな学会」を調べるために日記を読み返してたのに、昔の日記にトラップされてしまった。

昔の日記、チェックして大丈夫そうな奴から復活させるかなぁ。

午後は流体のセッションへ。B202。

  • B202-1 Lamb-Oseen Vortex。
  • B202-2 多層面でのK-H instability。多層にした場合の線形安定性解析。K. Mikaelia, PRA, vol. 31, 410, 1985. Freezing outといって、一次の不安定性を消す? D. W. Moore, Mathematika, vol. 23, 35 (1976). こちらは3層2面の場合、条件によっては下と上の不安定性が独立になるというもの。
  • B202-3 K-Hは、非圧縮なら常に不安定だが、圧縮性を考えると、速度差が音速の√8倍を超えると逆に安定化する(マジで?)
  • B202-4 マグナス力の実験。ある条件で逆マグナス力が発生するのでは?というもの。
  • B202-5 球面クェット流。内球と外球に挟まれた流体のモードの実験。内外の球の速度差によりスパイラルが現れる。
  • B202-6 球面クェット流。上と同じグループ。
  • B202-7 回転球面上での乱流のエネルギー輸送。球面調和関数Y_n^mのm=0、n=oddの成分について解析。
  • B202-8 Ranque-Hilsch効果。円筒内に旋回流を入れると、エネルギーが円筒中央から壁面に輸送されるというもの。

学会、Let’s note率高い。

休憩からソフトマターのセッションへ。A101。

  • A101-2 僕は聞けなかったが、「密度差ゼロの水と油がどのように混ざるのか?」が面白かったらしい。シミュレーションでもできそう。ただし、水と油の違いが出ているっぽいので、帯電を扱わないといけないかも。実験で油滴?をレーザーピンセットで引き延ばしてレイリーテイラー不安定性を見たのもこの人かな。
  • A101-9 液晶液滴がマランゴニ効果により運動するというもの。液晶だとしんどいが、単なる油滴でも動くらしいので、それならシミュレーションできるかな。
  • A101-13 3次元液晶の中にある3次元結晶のダイナミクスについて。スピン系で再現できないかな。

帰りの電車で物性若手夏の学校で一緒だった姉御と再開。元気そうで何よりです。